旧齋藤家別邸
総敷地面積は1300坪という広さを誇り、特に四季折々の美しさを持つ庭園が見もの。木々が葉を茂らす春夏だけでなく、松林の緑と赤いモミジのコントラストが彩る秋や、雪吊りが施される冬も見応え十分です。もちろん建物も見どころが多く、有名日本画家による板戸絵や、桐の一枚板に繊細な掘りを施した欄間、かつて当主が過ごす部屋であったため床が上げてある西の間など、随所に高い美意識ともてなしの心を感じることができます。
1階 大広間
メインの座敷である1階の大広間は、広い日本庭園に面しガラス戸は全て開け放つことが可能。この建物と庭園の一体感こそが「庭屋一如」という旧齋藤家別邸を貫くテーマです。
佐藤紫煙による板戸絵
明治から昭和時代前期に活躍した日本画家・佐藤紫煙が手掛けた板戸絵。 1階には「牡丹孔雀図」・「花卉図」、2階には「竹鶏図」を色鮮やかに描いた板戸絵が残されています。
喫茶メニュー
一階にある大広間では、美しい庭をながめながら、香り高い抹茶を楽しむことができます。価格は和菓子付きで500円。その時々で、季節を感じる上品な和菓子が登場します。
旧齋藤家別邸
【住所】新潟市中央区西大畑町576
【電話番号】025-210-8350
【HP】http://saitouke.jp